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zoom RSS あやまり上手?

<<   作成日時 : 2008/06/20 06:00   >>

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知的障害者が通う、福祉施設でのお話です。


みんなで「かしわ餅」を作ろうということになりました。

特別支援学校(旧養護学校)
を卒業したばかりの18歳の男子、矢野さんは、

「ボク、あんこが苦手で・・・」

とずっと言っていました。

さぁみんなで食べましょう!
となったとき、
矢野さんは、

「おえっ!」
となってしました。

「苦手」というレベルではなく、
「食べられない」
「気持ち悪くなっちゃう」
という状態でした。


それでもまじめな矢野さん、
新人の矢野さんは、
食べ続けようとしました。

まわりの説得でなんとか半分、
かしわ餅を残したのですが、
矢野さんは、帰るまでずっと、

「かしわ餅が食べられなくてすみませんでした」
「残してすみませんでした」


という言葉を、
何度も何度も言いました。

みんなで作ったかしわ餅を残したことを、
ひたすらあやまっていました。

自分が悪いわけでもないのに、
とにかく先にあやまる矢野さんは、

あやまり上手です。


・・・ん?


あやまり上手?



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●【支援セラピー】
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あやまり上手であるべきなのは、
どういう人なのか?

テレビのニュースの
記者会見などを見ていると、
考えちゃいます。

強い立場、上の立場の人ほど、
あやまり上手であるべきでは?
と思うときがあります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「あやまることは、危機管理になる。」
「伝える力」 池上彰(著)

Photo:Fuzzy

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「すぐに謝るクセ」というのは非常に微妙だと感じます。
ハンデを持たれた方々は、とかく「I am not OK」という自己否定の姿勢を持ってしまいがちです。
交流分析の考え方では「I am OK、You are OK」という「基本的な構え」を持てることが理想と言われています。
そのために支援者は「気づき」が必要となると思います。
正しく自分を認めていただけるような声掛けなどができると本人の自信も深まるのではないでしょうか。
Heart さん
2008/06/22 13:22
Heart さんへ
いつもありがとうございます。
「あやまられグセ?」もつかないように、
気をつけたいと思っています。
ごとお
2008/06/22 23:28

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