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zoom RSS 「あやまんなきゃいけねーのは、俺たちじゃねーのか?」

<<   作成日時 : 2010/02/11 05:48   >>

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東京ディズニーランドにまだ
「入園券」というシステムがあった頃の出来事です。

アトラクションを利用するには、
「入園券」とは別に、
そのアトラクションのチケットが必要でした。

「パスポート」「入園券」そして「アトラクションのチケット」。
今考えると、
ちょっとややこしシステムだったのかなぁと感じます。



ディズニーランドで働く香取さんは、
シンデレラ城のアトラクション担当でした。


夏休みのある日のことです。
その日は、来園者の数も多く、
シンデレラ城は「45分待ち」でした。

せっかく入城した扉から、なぜか
おばあちゃんとその孫が出てきました。

2人は、「入園券」しか持っていなかったのです。


▼香取さん
「申し訳ありませんでした。
じつは、お客様のチケットは入園券でして・・・」
「あちらのチケット売り場にて、チケットを・・・」

▽おばあちゃん
「いやぁ、本当にすみませんねぇ。
私も孫も、こういったところははじめてで・・・」


▼香取さん
「お客さま。あやまらないでください。
わかりにくいのはこちらの責任ですから。
まことに申し訳ないのですが、あちらのチケット売り場で・・・」

▽おばあちゃん
「いやぁ、本当にすみませんねぇ。お手間を取らせてしまって」


▼香取さん
「あちらでアトラクションチケットをご購入いただければ、
もう並ばずに・・・」

▽おばあちゃん
「もういいんですよぉ。本当にすみませんでしたぁ



おばあちゃんとその孫は、何度も頭を下げながら、
パークの中に消えていきました。

香取さんは、その場を離れるわけにもいかず、
2人を追いかけることができませんでした。


おばあちゃんは、
チケットが違うために外に出され、
出された場所には
次の入場を待つ大勢のお客さんがいました。

おばあちゃんには、それがプレッシャーとなり、
自分のせいで、スタッフに迷惑をかけていると、
責任を感じてしまったようです。


トレーナーという立場だった香取さんは、
その日のスタッフミーティングで、涙ながらにこう言いました。


「あやまんなきゃいけねーのは、
俺たちじゃねーのか?」




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●【支援セラピー】*^^*
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文句を言わない人がいます。
がまんできる人がいます。

そういう人に、逆に自分が助けられているってことが、
あるんじゃないかと思います。

そこに気づきたいです。

どんなに忙しくても。

いや、
忙しいときほど、気づきたいです。

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【出典】 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった〈2〉 
     香取貴信(著)

【やや関連記事】 あやまることに、慣れてしまっているのかもしれない。
【ちょっと関連記事】 あやまり上手?

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