「北風と太陽」は、2回勝負していた。

イソップ物語「北風と太陽」の、
「旅人の上着を脱がせる」という勝負。

実はあれは、

「第2試合目だった」
ということを、
知っていましたか?


1試合目は、
「旅人の帽子をとる」
というテーマでした。



1試合目開始。



太陽は、さんさんと旅人を照り付けました。
旅人はあんまり日差しがきついので、

帽子をしっかりかぶってしまいました。



太陽さんは失敗に終わりました。





次に、北風さん登場。

北風が力いっぱい吹くと、
みごとに、
簡単に、

帽子は吹き飛んでしまいました。


・・・


・・・なんと!!!

強引でダーティーなイメージの北風さんが、
1試合目は勝利してしまっていたのです。




「北風と太陽」の話の通常の教訓はこうです。

       ↓

「乱暴なやり方ではうまくいかない。
 暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって、
 初めて人は自分から行動してくれるんだよね」

・・・北風は悪者です。



でも、
1試合目の結果も含めて考えると、
この話の教訓はこう変わります。

      ↓↓↓

「何事にも適切な手段が必要である。
 一方でうまくいったからといって、
 他方でもうまくいくとは限らない。
 しっかりと結果を見据えて、手段を選ぶべきである」




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● 【支援セラピー】*^^*
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「いい」と言われている方法を、
疑問に思わずにそのままやってしまっていることがあります。

すべての人に当てはまる方法ではないとわかっているのに、
だいたいストライクゾーンだから、ということで安心して
やってしまっていることもあります。

「常識では考えられないよ」
「それはよくないって言われたし・・・」
「やったことないよ」
みたいに考えていることも、
試せるくらいの「ふところ」の広さが、
少数派である弱い立場の人を
救うことになるのかもしれません。

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小さな頃から、太陽のやり方が「いい!」
北風のやり方は「ダメ!」としか思っていませんでした。
すまん!北風。

■参考 → フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」「北風と太陽」

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この記事へのコメント

2008年10月26日 13:37
1回戦があったとは知りませんでした。
利用者さんは一人ひとり障害が違うことを忘れてしまって、通り一遍の支援をして、失敗することが度々あります。
時には「当たり前」を疑ってみることも支援者には必要かも知れません。
ごとお
2008年10月26日 20:51
Heartさんへ
私もしょっちゅう失敗しています。
ほんとに、「当たり前」を疑ってみることって、
必要ですね。

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