思いやりは、想像力から。

リハビリ専門職・作業療法士である私は、
目の前の人のことを理解しようと、
日々、努力しているつもりです。

でも、時々限界を感じます。


病気や事故で体が不自由になった人の気持ちは、
自分もそうなってみなければわからないのか?

認知症の世界を知るためには、
自分が認知症になってみないとわからないのか?

知的障がい者として育った人の気持ちは、
自分には永遠にわからないのだろうか?


想像するしかない部分は、
どうしてもあります。

たくさんあります。


それでいいのか?

それしかないのか?



精神科医で作家の斎藤茂太さんは、
著書の中でこう言ってくれました。


「いくら想像力の豊かな人であっても、
相手の痛みを完璧に理解することはできない。
だから、そこに『思いやり』が生まれる」

「思いやりは、想像力から生まれる」


「『私は人の心の痛みは完全にはわからない』
そのことを知っている人こそ、
感じのよい人」



「想像するだけでいいのか?」
ではなくて、
「想像できることが大事」
と思うことにします。



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●【支援セラピー】*^^*
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わからなくてもいい。

「私はわかっていない」ということが
わかっていればいい。

大切なのは、「想像力」。

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【出典】 「感じのよい人」といわれる人 いわれない人 斎藤茂太(著)
【関連記事】  「私はペテン師なのかもしれません」

これが今年最後の記事になると思います。
今年もたいへんお世話になりました。ありがとうございます。
新しい年も、よい年でありますように。
ことお*^^*

この記事へのコメント

まつこ
2009年12月29日 12:49
お久しぶりです、いつもメルマガとブログと楽しみに読ませていただいています(^ω^)
OTS生活一年目も残りは年明けの定期テストと1週間×2施設の見学実習を残すのみです。今はそれに備えて充電中です笑。


わかろうと、全面的に話を傾聴することが、一番のアドバイスなのかもしれませんね。
下手に自分の経験からくる助言をしてしまった時点で信頼を失くすことはよくあると思います。
「悩みを聴いてあげる」のではなくて「悩みを聴かせてもらってる」というスタンスでいることが対人支援において必要かもしれないと思いました。
ごとお
2009年12月29日 21:18
まつこさんへ
おひさしぶりです。
新年は何かと忙しくなりそうですが、いいスタートができるといいですね。
今年はたいへんお世話になりました。来年もよろしくおねがいします。*^^*
2010年01月02日 09:16
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
いつも自分を戒めていることは、「全てをわかったと思わないこと」です。
日々人は成長するのですから、対象者が「いつまでも自分が考えているままである」と思い込んでしまうと危険だと思います。
ごとお
2010年01月03日 07:36
Heart さんへ
あけましておめでとうございます。
「全てをわかったと思わないこと」「日々人は成長する」。ほんとにそうですね。気をつけなくちゃいけないですね。いつもコメントありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

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