やさしくできない・・・。

「どうしたら介護を受ける人にやさしくなれますか?
つい、イライラしてつらくあたってしまいます」

この質問に、僧侶・川村妙慶さんはこう答えました。


「『要介護者に対してつらくあたってしまう』
と悩むあなたは、

本当は、とてもやさしいのですよ!

それに気づかせていただくきっかけが、
これまでなかっただけなのです」



このような質問もありました。

「一人暮らしの母が倒れ、急に介護が必要になりました。
 昔から母とは相性がよくありません。
 私は母に対して愛情を感じられず、
 やさしく接することができません。
 そんな自分に嫌悪するばかりです。
 こんな心をどうしたらよいのでしょうか?」

この手紙を読み、川村妙慶さんはこう答えました。


安心しました。

あなたのお便りを読み、安心しました。
それはやさしくできない自分に嫌悪しているということです。
母親をいたわれない、そんな自分が冷たい人間のではないか、
と思っているからです。

ここにあなたのやさしさを感じずにはおれません



そうか!

「自分はやさしくないのかも?」って悩んでいるときって、
すでにやさしい気持ちになっているのかもしれない。



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●【支援セラピー】*^^*
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「やさしくできない」
と悩むくらいでちょうどいいのかもしれない。

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【出典】 心コロコロ介護のこころ
     川村妙慶 (著)、川村寿法 (著)







この記事へのコメント

2010年03月20日 22:00
いつも、支援を考える上で、
ホッとさせていただく一言をありがとうございます。

今日の記事もそうで、
思わず、もっと読んでみたいと
本を注文してしまいました。

(ごとう様を初め、blogでご紹介いただく様々な著書は、私にとっての図書館代わりになっています。)
ごとお
2010年03月22日 05:50
どりーむさんへ
「本を注文してしまいました」というコメントをいただき、うれしく思いました。と、同時に、責任も感じました。これからも、さらなる内容の充実を目指して、書いていきたいと思います。コメントありがとうございます。

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