成功は成功のもと。

「失敗は成功のもと」とよく言いますが、
本当でしょうか?


リハビリ専門職・作業療法士の私の経験から考えてみます。

脳の病気や事故で、
高次脳機能障害という後遺症が残る人がいます。

記憶したり、集中したり、
計画を立ててものごとをすすめたりすることが
苦手になったりするのです。

手足の動きの問題はないのに、
仕事や家事がうまくできなくなってしまうことがあります。

そんな人たちのリハビリをする中で、

「失敗をインプットさせてはいけない」

という考え方があります。


たとえば、記憶障害の人。

忘れないようにメモする習慣をつけたいところです。

でも、
メモをし忘れることはよくあります。
また、メモをしても、しまう場所を間違えてさがせなかったり、
せっかくメモしたのに見返すことを忘れることがあります。

これらの失敗をいっぱいインプットしてしまうと、
「失敗のカタチ」が習慣化されることになります。

だから、高次脳機能障害のある人のリハビリは、
失敗を積み重ねないように支援します。
成功を積み重ねられるように支援します。

成功は成功のもと。

そういう人だっています。


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●【支援セラピー】*^^*
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たしかに「失敗は成功のもと」ですが、

「失敗は失敗のもと」
「成功は成功のもと」

そういう人だっていることを、
忘れないようにしたいです。

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この記事へのコメント

2010年04月27日 01:01
人だけでなく、
チームケアを推進するのも、
「成功体験」だと思います。
チームメンバーがよい連携を取ることができ、
問題解決を成功させれば、
それは、大きな自信につながることと思います。

成功体験も大事ですね。
ごとお
2010年04月27日 05:58
どりーむさんへ
なるほど、たしかに個人のことだけではなく、チームでの「成功体験」も、大事ですね。
失敗ばかりが続くと、チームの雰囲気はよくならないですよね。

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