わすれられないおくりもの

娘が小学3年生だったときの国語の教科書に、

小3でこの話の深さを味わおうなんて、生意気だ!(笑)

と思った物語が載っていたので、紹介します。


ある森に、かしこくて、いつもみんなにたよりにされている
あなぐまがいました。

困っている友だちは誰でも助けてくれるし、
知らないことはないというくらいの、物知りでした。

そのあなぐまが、歳を取って亡くなってしまったときのことです。

森のみんなは、とても悲しみました。
いつもそばにいてくれたあなぐまがいなくなり、
どうしたらいいのか、途方にくれました。




みんなお互いに行き来しては、
あなぐまの思い出を語り合いました。


もぐらは、はさみを使うのが上手です。
1枚の紙から、手をつないだもぐらが切り抜けます。
その切り抜き方は、あなぐまが教えてくれたものでした。


かえるはスケートが得意です。
スケートはあなぐまに教えてもらいました。
あなぐまは、かえるが1人でりっぱにすべれるようになるまで、
ずっとやさしく、そばについていてくれました。


きつねは、あなぐまに教えてもらうまで、
ネクタイが結べませんでした。
きつねは今、どんな結び方だってできるし、
自分で考え出した結び方もあるんです。


うさぎの奥さんの料理上手は、
村じゅうに知れわたっています。
最初に料理を教えてくれたのは、あなぐまでした。



あなぐまは、
「たからもの」となるような知恵や工夫を、
ひとりひとりに残してくれました。



みんなはそれで、お互いに助け合うこともできました。

あなぐまの残してくれたものの豊かさで、
やがてみんなの悲しみは、消えていきました。


----------------------------------
●【支援セラピー】*^^*
----------------------------------

最初は、
「自分がいなくっちゃ!」
で始まることも多いかもしれません。
ずっとずっと、自分がついていなければいけない、
という状況だって、あるかもしれません。

でも、

「自分がいなくても、大丈夫」
そう思えるときがきたら、
一瞬でもそう感じることがあったのなら、

それはきっと、
何かが生まれているはずだと思います。

----------------------------------

【出典】 「わすれられないおくりもの」 スーザン・バーレイ (著)

これが300本目のセラピー記事になります。
うれしいです!!!!
ここまでこられたのは、みなさんのおかげです。
ありがとうございます。


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック