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リハビリ施設に通う、専業主婦の恵美子さんのお話です。 恵美子さんは、脳卒中のために左手がマヒして動きませんが、 右手だけでほとんどの家事をこなします。 カレー、みそ汁、煮物・・・・・・。 一般的な家庭料理ならなんでも作ります。 掃除や洗濯だって、時間はかかるけど、ひとりですべてやっています。 「完ペキ?」と言われたらちょっと自信はないけれど、夫と娘には安心して仕事にいってもらっています。 体が不自由だって、立派に主婦をしています。 でもある日、恵美子さんは同じ病気の先輩から、こんなことを言われたそうです。 「左手が動かないのは、リハビリが足りないからなんだ」 「もっとがんばって、リハビリしなきゃダメだよ」 恵美子さんは泣きながら、リハビリ仲間の友人と私にこの話をしてくれました。 恵美子さんは人一倍リハビリをしっかりやってきました。 十分がんばってきました。 ただ、残念ながら、たまたま不自由な左手が、思うように回復しなかっただけなのです。 医学には限界があり、気合いだけではどうすることもできないことだってあります。 「もっとがんばれ」と言われて、 「どうしたらいいのかわからない」という恵美子さんに、 私は専門家として,病気と体の回復について説明をしました。 もっとがんばれと言った先輩に悪気はなかったことも・・・。 でも、恵美子さんの涙を止めることはできませんでした。 その後、 ずっとがんばってきた恵美子さんをそばで見てきた、リハビリ仲間の友人が、 「ここまでよくがんばったね」 とだけ言って、頭をなでてあげました。 それで恵美子さんの涙は、止まりました。 ---------------------------------------------------------- ● 作業療法士の【支援セラピー】 ---------------------------------------------------------- 「がんばれ」」という言葉は、人に勇気と希望を与えます。 でも、人によってはとても重い言葉になります。 弱い立場の人は、「がんばれ」と言われると、 「こんなにがんばっているのに」 「まだまだ自分のがんばりは足りないんだ」と考えてしまいます。 場合によっては、今の自分を否定されたのだと、勘違いしてしまいます。 弱い立場の人は、「がんばれ」と激励されるよりも、 まずは「がんばったね」と、認めてほしいのです。 結果ではなく、まずはがんばったことを、認めてあげましょう。 何も考えずに、とりあえず励ますという癖があるとしたら、直したいですね。 「がんばれ」なんて言わなくてもいいんです。 ---------------------------------------------------------- よろしくおねがいします。 ↓ ↓ ↓ 人気ブログランキングへ |
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初めまして「新着」より参りました。 |
ちろる 2008/04/30 09:12 |
ちろる様 |
ごとお 2008/04/30 21:17 |
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