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zoom RSS 初対面で「○○」と呼ばれる怖さを知ったときのこと。

<<   作成日時 : 2008/08/28 06:02   >>

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仕事柄、
リハビリの「先生」
と呼ばれることがあります。

初対面でも、
「先生」と呼ばれることがあります。



まだ学生の頃、
病院ではじめて実習をしたときのことです。

実習初日、
担当することになる患者さんの病室に
連れていかれました。


脳卒中で入院し、
まだ何ヶ月もたっていない方で、
車椅子にすわっていました。


あいさつをすると、
その場で名刺をいただきました。

すぐにその方が、
中小企業の社長さん
であることがわかりました。


そして、
その方の最初のことばが、







「先生、何かあったら私に言ってくださいね」
でした。



私は、
白衣を着ていても、
素人に近い実習生でした。

社会のことなどまだよくわかっていない、
ワカゾーでした。


自分の父親よりも年齢が上の人。
社会的に自分なんかよりもずっと上の立場の人。

その人から、
「先生」と呼ばれることに、
ものすごく違和感を感じました。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


就職したばかりの、
社会人1年生の新人のころの話です。

入院中の精神障害者、いわゆる心の病気の方に
名刺をわたされました。

○○省に勤務する、
国家公務員であり、
何やら重々しい肩書きが書いてありました。

上のほうの立場である人だと、
すぐにわかりました。


その方も、社会人1年生のワカゾーを、
初対面から「先生」と呼んでいました。



数ヵ月後の、退院となったある日、

「先生、ちょっとお願いが・・・」と言われました。

聞いてみると、


30代後半の娘さんが
まだ結婚していないから、

「娘と結婚してくれないでしょうか?」
とのことでした。




私はこう思いました。


↓ ↓ ↓↓↓ ↓ ↓


「社会ではおかしいはずのことが、
 今、自分に起きている」



これは、自分が「先生」と呼ばれる
ポジションにいるからだと
気づきました。




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【支援セラピー】 by 若かった頃の作業療法士
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自分の職業や衣装が、
最初からけっこう影響を与えてしまっていることがあります。

その「影響分」を引き算することを、
いつまでも忘れないようにしたいです。

とりあえず引き算してからってことで。

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よろしくおねがします。
  ↓ ↓ ↓
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
えーただの障害者になっただけで何も勉強もしてない おいらでも講演講義など 場合によっては「先生」と呼ばれる事がしばしばあり

大いなる違和感を感じてた おいらは「先生」とは何ぞや? と考えた

おいらの「先生」定義!

職種 立場は何であれ
人を導ける人が「先生」なんだ って思ったでがんす。。。
たけちゃん
2008/08/29 19:00
たけちゃんへ
「先生」と呼ばれるか呼ばれないかについては考えていましたが、そもそも「先生」って何?
ということは、あまり深く考えていませんでした。
もっと勉強します。
気づかせてくれてありがとうございました。
ごとお
2008/08/29 23:06

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