自立支援よりももっと大切なこと。

NGO「MAKE THE HEAVEN」を立ち上げ、
海外支援や環境問題に取り組む、てんつくマンさん。

カンボジアの支援の最中に、
「当たり前のことに気づかずに支援しようとしてたなぁ」
って思ったことがあったそうです。


カンボジアではまず、
衛生状態がよくないということで、
トイレを作りました。

学校では、子どもたちがみんな
地べたにすわって勉強していたので、
机とイスをプレゼントしました。

自立支援も大切だということで、
ミシンを届けて現地のおばさんたちに
「マイ箸」用の箸袋を作ってもらいました。
それを日本で売って、
その売り上げで生活できるシステムを作りました。


子どもたちと遊んでいるとき、てんつくマンさんは、
両親がいない子どもから「お父さんになってほしい」
と言われます。

そしてこう答えます。

「じゃあ、これから僕は、『子どもは?』って聞かれたら、
カンボジアにいるって言う。
だから君は、『お父さんは?』って聞かれたら、
日本にいるって答えて」

「今日から親子やな!」

そう言って抱きしめたとき、
てんつくマンさんはふとこう思いました。


「これまで『自立支援が大切』って、いろんな人に言われてきたけど、
『親子』って思った瞬間に、
この子腹減ってないかな?って思った」

「ああ、こういう気持ちが支援なんかなぁ、
これも大事なんやなって思った」

「自立支援もすごい大事だけど、
親の気持ちって、やっぱり、
まず当たり前に生きるっていう、
ごはんも服も住むところもあるかなって
考えることが大切やなって思った」


「カンボジアの支援って考えたらあかん。
わが子の支援をしに行くって思わなあかんわ」





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●【支援セラピー】*^^*
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テーマが大きすぎると、
見失うことがあるかもしれません。

「わが子なら?」「うちのおじいちゃんなら?」
「うちの奥さんなら?」と、
身近なテーマにしてみることも大切ですね。

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【出典】 「あんたの神さま」 てんつくマン(著)

この記事へのコメント

2009年11月03日 21:52
はじめまして
我妻燈哉といいます
作業療法士の方面に進むにあたって調べていたら、ここに行きつきました

日記を拝見しました
とても参考になり、疑問に思っていたことが少し解けました
ありがとうございます
また参考にしてもいいですか?

突然の訪問、コメント失礼しました
ごとお
2009年11月04日 06:16
我妻燈哉さんへ
はじめまして。
うれしいコメント、ありがとうございます!
とても励みになります。*^^*

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